令和7年10月8日(水)、淡路文化会館で兵庫県モルック協会の小林氏を講師に迎え、フィンランド発祥のニュースポーツ「モルック」の体験講座が行われました。
当館での開催は今回で3回目となり、これまでに参加したことのある方は経験を活かして、そして初めてのチャレンジの方もプレーに熱中する様子が見られました。講師からモルックのルールや投げ方のコツを丁寧に教えていただき、参加者は初めての投げ方に挑戦しながら熱心に取り組んでいました。
講座では3人1組のチームに分かれてゲームを実施。得点を競いながらも和気あいあいとした雰囲気で、笑顔と歓声が会場に広がりました。参加者からは「頭も使うスポーツで楽しい」「初めてでも楽しめる」との声が聞かれ、大変盛り上がる講座となりました。
今回の体験会を通して、モルックの魅力を実感するとともに、スポーツを通じて交流の輪を広げる良い機会にもなりました。
2025年度第17回いざなぎ学園だより
令和7年10月1日(水)、淡路文化会館にて「いざなぎ学園」第16回講座が開催されました。講師は歴史研究家の黒田美江子先生で、「千姫の生涯」と題した講演が行われました。
今回の講座では、黒田先生の研究成果に基づくお話を中心に進められました。徳川家康の孫として生まれた千姫の生い立ちから、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康といった歴史上の人物との関わり、そして波乱に満ちた結婚生活や晩年に至るまでの歩みが、時代背景とともに語られました。
千姫の人生を通して、戦国から江戸初期にかけての女性の立場や武家社会の姿が浮かび上がり、受講生たちは熱心に耳を傾けていました。講演後には「歴史の大きな流れの中で生きた千姫の姿が鮮明に感じられた」「有名な名前として知っていたが、その実像を深く学べた」といった声が寄せられました。千姫という一人の女性の生涯をたどることで、歴史をより身近に感じることができ、受講者にとって心に残る学びの時間となりました。
2025年度第16回いざなぎ学園だより
令和7年9月24日㈬、淡路文化会館にて「いざなぎ学園」第15回講座が開催されました。講師は洲本健康福祉事務所の保健士・高見萌奈氏で、「風邪・インフルエンザ これからの季節に備える感染症対策」と題した講演が行われました。
前半では風邪やインフルエンザなどの呼吸器感染症の症状や感染経路、日常でできる予防策について解説があり、後半では結核の特徴や感染経路、対策についても詳しく学びました。
講座では、受講生の中から4名の方にご協力をいただいて、手洗いの実験も実施。特殊なローションをつけて手洗いを行い、専用機械で照射すると落ちていない汚れが光って見える仕組みで、正しい手洗いの重要性を全員で再認識しました。
参加者からは「手洗いの習慣を見直すきっかけになった」「結核についても知ることができた」との声が聞かれ、今後の生活に役立つ講座となりました。
2025年度第15回いざなぎ学園だより
令和7年9月10日㈬、淡路文化会館にて「いざなぎ学園」第14回講座が開催されました。今回は、立命館大学映像学部教授の上田学氏を講師に迎え、「日本映画の海外における評価」と題した講演が行われました。
上田氏は、「1950年代になぜ日本映画が国際映画祭で評価されたのか、そして現在に至るまでアジア映画のなかで、なぜ国際映画祭では日本映画が高く評価され続けているのか」というテーマをもとに、日本映画の魅力を映画形式の観点から解説されました。
講演では、日本映画とハリウッド映画の撮影方法の違いや、日本独自の表現形式が欧米にどのような影響を与えたかなどを具体的に紹介されました。また、国際的に高い評価を得た背景や要因についてもわかりやすく説明され、受講生たちは熱心に耳を傾けていました。
「映像表現の違いを具体例で学ぶことができた」といった声も多く聞かれ、世界における日本映画の魅力を再認識できる有意義な時間となりました。
2025年度第14回いざなぎ学園だより
令和7年9月3日(水)、いざなぎ学園第13回通年講座が開催されました。今回は、兵庫県司法書士会所属でひろせ法務事務所(海岸通)代表の司法書士・廣瀬仁美氏を講師に迎え、「知っておきたい相続の基本!~知らないことがいっぱいあるかも?~」と題した講演が行われました。
猛暑が続いた夏休み期間を経て約2か月ぶりの開催となった本講座には、相続という受講生の年代にとって身近で関心の高いテーマということもあり、多くの方が参加されました。
講座の終わりには質問の時間が設けられ、現在相続に関する悩みを抱える受講生から具体的な相談が寄せられました。廣瀬氏は丁寧に答えられ、参加者全員が真剣に耳を傾けていました。
「難しい内容かと思っていたが、具体例を交えてわかりやすかった」「これからの生活に役立ちそうだ」といった声も多く聞かれ、日常に活かせる学びの時間となりました。
2025年度第13回いざなぎ学園だより
令和7年6月18日(水)午後13時15分より、淡路文化会館講堂にて通年講座第10回『極楽浄土の絵解き法話~仏の世界をひもとく~』が開催されました。講師は地蔵寺住職の大木裕文さんです。今回の講座には、通年受講生42名と単発受講生5名が参加しました。大木さんは仏教の教えや極楽浄土の世界観について、絵図を用いながらやさしく、時にユーモアを交えて解説され、会場には笑顔と共感の声が広がりました。。「難しい話かと思っていたけれど、思わず笑ってしまいました」「縁によって導かれる運命に気づかされた」などの感想が受講者から聞かれました。
2025年度第10回いざなぎ学園だより
令和7年6月18日(水)午前10時より、淡路文化会館講堂にて通年講座第9回『中国・韓国について学ぼう!』が開催されました。講師は兵庫県国際交流員の李・霞さん、イ・ダビンさんです。今回の講座には、通年受講生47名と単発受講生5名が参加しました。李さんからは、中国の文化や暮らしについてのお話の後、簡単な広場ダンスや太極拳を実際に体験。受講生の皆さんも軽く体を動かしながら中国文化を楽しみました。イさんは、韓国・大邱の街の紹介をはじめ、日韓の文化の違いや韓国の生活について、写真やエピソードを交えて丁寧にお話くださいました。講座後には受講生からの質問もあり、国際交流の楽しさを実感するひとときとなりました。「TVなどで得る情報よりも、季節の行事や生活について知ることができた」「日本でなじみのある食材も、意外な食べ方をするのを知って驚いた」などの声が聞かれました。
2025年度第9回いざなぎ学園だより
令和7年6月11日(水)午前10時より、淡路文化会館講堂にて通年講座第8回『ハワイの文化と、体にやさしいフラダンス』が開催されました。講師はHālau Hula Nā Pua O Ka Honua(ハーラウフラ ナ プア オカ ホヌア) 南 紀江さんです。今回の講座には、通年受講生42名と単発受講生2名が参加しました。ハワイの文化やフラの背景をわかりやすくお話しいただき、受講生の皆さんは興味津々!音楽にあわせて実際にフラを体験し、笑顔あふれる楽しい時間となりました。自然や人とのつながりを大切にするハワイアンの精神に、心もほっこり温まる講座でした。受講生からは「ALOHAの本当の意味を初めて知り、勉強になった」「ゆったりとした音楽に合わせて踊ることで心が癒された」などの声が聞かれました。
2025年度第8回いざなぎ学園だより
令和7年5月28日(水)午前10時より、淡路文化会館講堂にて通年講座第7回『國生み神話〜先人から学ぶ生きる知恵〜講座』が開催されました。講師は淡路國生み創生神楽文化振興協議會代表の嶋本かおりさんです。今回の講座には、通年受講生44名と単発受講生8名が参加しました。くにうみ神話や伝承に残る先人の知恵や言葉を読み解き、それを現代に生かす方法について聴講しました。また、動画の視聴では神楽の伴奏があり、美しい笛の音色に耳を傾けました。受講生からは「気持ちの持ち方や言葉を変えることで、生活が明るくなることに気付かされた」「くにうみ神話について知ることができた」などの声が聞かれました。
2025年度第7回いざなぎ学園だより